皆さんこんにちはキンソラです。
私はどちらかといえばテクニカル寄りのトレーダーですが、今この記事を見ているあなたはテクニカル派?それともファンダメンタル派?
FXや株といった取引をするには何らかの「根拠」が必要になってきます。
FX初心者が見たままなんとな~く取引していては、たまたま利益を出すことに成功してもいずれは損失が利益を超えて赤字に・・・
恐らく、FXを始めた殆どの人が3ヶ月以内に辞めてしまうという原因は根拠を持たずに感覚だけで取引しているという所にあるのでしょう。
そこで相場の未来を予測(分析)し、自分の取引に根拠を持たせる必要があります。
根拠を作る方法として2つあります。
1.ファンダメンタル分析
2.テクニカル分析
今回は1のファンダメンタル分析について書いていきたいと思います。
目次
ファンダメンタル分析とは?
一般的にファンダメンタルは経済活動の状況を示す要因の事です。
つまりは
経済成長率
物価指数
雇用系指数
国際収支
等の経済指標を参考にしてこの先相場が上がるのか、下がるのかを予測するのがファンダメンタル分析。
勿論、経済指標だけではなく商品相場、原油等でも影響を受けますし、もっと言ってしまえば、その国・企業で起こった事件でさえもファンダメンタルの要因に含まれます。
経済指標とは
ファンダメンタル分析の材料になる経済指標は各国から毎日のように発表されており、予めいつ発表されるのか公表されています。特にアメリカのFOMCには金利も絡んでくるので注目しましょう!
FOMCとはFederal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略。
アメリカの金融政策を決定する会合です。年に8回行われ、現時点での景況判断と金利の方針を発表します。
私が経済指標の確認に使っているサイトはこちら
単純なものからとても複雑な分析
例えば、日本のファンダメンタルが悪くてカナダのファンダメンタルが良いという分析が出た場合「円がカナダドルに対して買われすぎの状態」だったとします。
ファンダメンタル派の人はこの先、相場がファンダメンタルを反映して「円が売られるのでは?」と考えて、円売り/カナダドル買いで取引を行う。
という単純な分析がありますが、実際に勝っているトレーダーは各国の経済状況、ニュース、季節柄の要因も含めて分析結果を出している人が多く、非常に複雑な分析をしています。
ファンダメンタル分析の弱点
ファンダメンタル分析をしている個人投資家は、情報を得るのに時間がかかってしまいます。指標内容を知る頃には相場が先に動いているわけです。なので、テクニカル派の人はファンダメンタル分析をしても遅くて利益を出せないとまでいう人もいるようです。
また、FXをやっていれば必ず経験していると思いますが
発表された経済指標がファンダメンタル的には売り材料であっても変動しない場合があります。
原因としては、テクニカル分析で買いサインが出ていたり、もしくは既に相場がそのファンダメンタル材料を織り込んでる可能性がある為注意が必要です。
ファンダメンタル分析とテクニカル分析はどちらが良いのか?
私の結論は両方を上手く使っていくという事です。ファンダメンタル分析とテクニカル分析が同じ結果になれば勝率はとても高くなりますし、スイングの様な長期間トレードであればファンダメンタル分析の方が勝率が高くなります。
テクニカル分析はスキャルピング、デイトレードがおすすめです。
それでは次回の記事でお会いしましょう!
テクニカル指標の記事はこちら↓